罵倒する自分の声。
間違い電話。
半分ほど腐った身体。
集る蝿。
動くたび削れて、血の道を作っていく。
その人間は私が動かしていて——ちょうどゲームのキャラクターのように。
操作してる人間が飛び散る。
まっすぐ歩けるように操作しようとしても、何回も何回も四肢や目玉が飛び散るのを目の当たりにしてしまう。
見たくないのに、見ざるおえない。
耐えきれずシャットダウンする。
愚痴るように親に助けを求めると、その惨状を見たいという始末。

久しぶりに気持ち悪い夢だった。
恐怖より、ただただ嫌悪。