わたしの夢は

いつかわたしが四肢欠損になれたなら
おめかしをして出かけるのよ
どこか知らない国の果て
いつかわたしが盲目になれたなら
君の一番きれいな部分を
極彩色で宙に描くよ
満たされてるほど不自由
夢を描くほど虚しい
お母さん心配しないで
辛くて倒れそうな日々を過ごしています
今までもこれからも
いつかわたしが人でなくなったら
いつかわたしが死ねたなら
いつか私が
きっとなれない
いつか私が
きっとなれない
ネットに生きる僕らは正偽が全てで
間違いなんてあってはならない
言葉に押し潰されながら発言を求められ
正しくなければなかった事に
正しくなければなかった事に
正を
偽を
あなたを
自分を
触れる全てを疑っている
私が正しいのかどうか
知っているのはあなたたち
あなたたちの評価が私の価値を決める
全てに原因を求め
出典元はどこですか?
発言は全て正しくなければ
過ちを残してはいけない
死ぬほどはまったアーティスト
今ではサビしか覚えてない
忘れさられた子役
いつの間にか16歳
アニソン歌えばなめられて
筋少歌えば怖がられて
好きな歌さえもうたえない空気
借りパクなんて言わないで
まだ読みたい気分じゃないの
データじゃ不安なの
手に取れないと不安なの
見えてるものは確かじゃない
君にいいとこ見せたいよ
声高いだけで嘘つき呼ばわり
理想を追って
変わろうとしたら
嘘つきだって言われました
だから自分を騙しました
嘘つきじゃないって騙しました
強制するな
矯正するな
今日も今日とて強制、矯正
逃げる選択肢もへし折られ
自分で言うのは別にいいけど
言われると嫌なことってあるでしょ?
偶然できた傷喜んじゃうような
マフラーをきつめに巻いちゃうような
そんな子は嫌いだって
言っちゃいなよ言ってくれよ
死ねないから死にたいんだよ
どうせみんなのおかげです
今日も背骨が曲がる
もっと文化的に話そうよってあなたは言った
私は文化的がよく分からなかった
だから黙った
一人黙った
疎外感
疎外感
わたしが一番嫌いなわたしがいるから
ここはいつだって地獄
マジでどうでもいいことしか投稿できないし
-over the party-
今の私 HP1
過去の私 HP0
過去の私 HP0
過去の私 HP0
21年も生きとんじゃけん分かっとって当たり前じゃあって言われました。
生まれて死ぬこと、恋愛のこと、原発のこと、芸術のこと、何も分かっとらんのに絵描いとんの馬鹿じゃないんって言われました。
死ねばいいのに
死んでも死に切れないでしょ
生も死もどこまでも受動的で、自分で決めることはできないんだってさ。
分かり合えないことを分かって、それでもなお分かろうとする姿勢が「理解」。
私たちはどれだけ近くにいても、どれだけ愛し合っても、血は繋がっていないし、神経も繋がっていないのよ。私の本当の痛みをあなたが感じることはできないの。永遠に。
私自信がないんです。
いつもどこかが不安です。
私自身がないんです。
他人よがりで生きてます。
私が濁って見えるのは
あなたのフィルムを通して覗く私の色に
私の感じた色が滲み出て
それらが重なって見えているから
私の目前には
ただ澄んだ色が広がっているだけ
私が鮮明に見えてたまるか
そんなに単純にできてなんかいない
私が濁って見えるのは
あなたと私が補色だから
補い合うのに潰し合う
涙は言葉にできなかった感情の塊
私が嫌いな人に似ているというあなた
私だってこんな私嫌いさ
みんなきちがいになればいいのに
でもみんなきちがいならそれはきちがいじゃなくなるんだよね
違わないから
おかしな話だ
絶対手に入らないって知ってるから
君の一部しか見てないから
好きって言えるし
愛してるって言える
私からのあなたと
あなたからの私
違いすぎて
一方通行
もう嫌なんです
こんなことならあなたから私が見えなければ良いのにね
知らないあなたと私の絵を描いている
それで幸せ
それが幸せ
あなたは私に優しい目を向けて
私はそれに応える
ような
素振りで
気持ちよくなれるんだから
どんな夜だって越えられる
私はダメだって
思ってる私に酔っていて
同じ言葉ばかりつらつら
並べてつまらん
変化を要する
変化せよ
扉を開けて
外の光を
moon
私は私の可愛いを描いて
私の可愛いがペンを伝い
私の可愛いが紙に溶け出し
残った私は汚い身体
夢で感じたときめきも
目が覚めたら忘れてしまう
世の中その程度のこと