拝啓
 今夜、私は死の恐怖で涙を流し、眠ることができず、ヒーリングミュージックをBGMにネットサーフィンを続けています。
 あなたはさぞ心地よい眠りについていることでしょう。幸せな気分になれる夢など見られているかもしれませんね。
 明日あなたと会う時はいつも通りの私ですので、気兼ねなくお声がけください。その時だけは生とか死とかを忘れて夢中でいられるのですから。

 朝日が昇るまで、あと数時間だけでも眠れますように。

敬具