あなたらしさ自分らしさってすごく言うけど、何か言ったり描いたりした時点でどうあがいても突き詰めると自分の心で、今のこういう立場でこういう環境の下の自分だからこその表現を作ろうとか考えなくても、もう自分がやりたいと思った事が自然に自分らしい表現になるから、ならざるおえないから、むしろ生きていく中で主語である自分を消すなんて不可能だから、別に「らしさ」とか考えなくていいって助言してくださった意味がやっと理解できたけど、でもそれでも私がやりたかったのが今の私にしかできない今の私を表現する方法の模索だったからやっぱこの道は通らざるおえなかったのかなとも思う。
他人の表現を浴びる中で自分の輪郭が分からなくなる時があって、きっとそれは共有とか共感とかそういう沼でとても充足感があるんだ、でもわたしは一つに溶け入る幸福感よりも一個体として存在している感覚がなくなってしまうことへの恐怖心が勝ってしまったから、とてもくるしかった。
結局いくら他人のことを考えたって自分に行き着くって事は、表現を続ける限り生きている限りは自分でいられるってことだよなって思ったら少しうれしかったよ、わたしの心が。
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