その瞬間でなければ自分でさえも真実など語れない。
仮に記憶を持ってしても、それは「記憶」であり「真実」かどうかという証明はもはやこの世の誰にもできやしないのだ。

だからこそ、「嘘」が最も人間らしく、創造的である、と言えるわけだ。