わたしは、
だれも傷つけたくないのに、傷つけてしまうし
怒られたくないのに、怒られるし
死にたくないのに、歳をとるし
描きたいのに、描けないし
世界を愛したいのに、自分すら愛せないし
ぜえええーーーーんぶさかさま
全部、全部だ。
そして、このさかさまで、さかさまで、正義とは程遠い海の底に埋まった屑は、いつか星となり、あなたの宙へと繋がり、少しでも輝けるのでしょうか。
ダメでダメで、ダメでもいいやと生きていく私は、何かを及ぼしたいのに、どうしてもダメだから、君の地雷を食べて体内で爆発させて、ヘラヘラと煙を吐きながら笑っているのでしょうか。
私の理想は人間のあるべき姿で、しかし私はそのあるべき姿にはなれないし、それで落ち込んでたけど、なんでこんな死んでるんだろうと思って、ダメな方で生きようそのかわり表に立つのはやめようと思っているのだが、しかも、こんなダメだから、やっぱりこんな遺伝子を引き継いでは人間の恥だと思うので、こどもはほしくない。
こどもは好きだ。だけど、手に入らなくていい。
公園から笑い声が聞こえれば、それで構わない。
私は柵の向こうの丘から、その景色を眺め、貝のように黙った。
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