お風呂が好きなのは子宮の中の記憶があるからかな。

誰かと話すのが好きなのは、自分と向き合うのを忘れられるから。

人生が、命が、こんなものなら、本当にここは地獄で、でもそういうことを考えないように考えないように、思考停死して毎日今日を乗り越えて、どこにも辿り着けない。生ける屍。
もはや考える葦ですらなくなった。
私の話です。あなたはちがうものね。

あなたが、君が、彼女が、かわいくて、眩しくて、特別であるから、私は特別なのだと思うことができる。
あなた方は、私の特別であるから、私は特別でいることができる。

死にたい記憶が奇襲してくる夜も。
私が何モノでもなく絶望した朝も。
悪意なき通り魔に傷ついた午後も。
すべて、すべて、すべて
すべて
黒い穴の開いた
汚い身体
価値のない
醜い心



なんでこうなったのかわからないけれど、みんながみんなであるというすべてが正しく美しく完璧で、私が私であるということは酷くクソで堕落していて悪であるという、それが真理なのです。
やっぱりこの考えが一番納得できるし、一番感覚に近いから止められない。

ただ唯一、私はあなたであり、あなたが私であるということを考慮した場合、私もあなたも尊いものだと。
でなければ、あなたがクソだということになってしまうから。という思想は、少しは納得できるけれど、でもと言わざるおえない。

あなた方が絶対です。
だから、願いは、私を好きだと
愛していると、価値があると
言ってくれたなら
私は私を愛することができる。
殴らなくても息ができる。


そういう世界で
いきていきたい。